予約は、お店に来る前の、ほんの数分の作業です。
店側から見れば、そう言えてしまいます。
でも、お客様からすれば、その数分が妙に長いことがある。希望日時を入れて、コースを選び、名前と電話番号を書く。送信する直前になって、いったん画面を閉じる方もいるでしょう。
AromaSolaceがネット予約を大事にしているのは、その数分を軽く扱いたくないからです。
電話が得意な人ばかりではありません
「予約くらい、電話したほうが早い」
たしかに、その通りです。
空いている時間を聞いて、コースを伝えれば話は進みます。慣れている方なら、電話のほうが手っ取り早いでしょう。
ただ、すべての人にとって早いわけではありません。
電話をかけた瞬間、何を聞かれるのか分からない。店名を声に出すことに、少し気恥ずかしさがある。周囲に人がいて、メンズエステの予約だと知られたくない。
そういう事情は、店側からは見えません。
以前の私は、「気軽に電話してください」とよく書いていました。便利な言葉なんです。店の感じも柔らかく見えます。
でも、気軽にできないから困っている人に、気軽にと言っても仕方がないんですよね。
この話は、電話やネット予約が怖いと感じる方へ書いた記事でも触れました。予約に慣れていないことは、恥ずかしいことではありません。
美容室の予約ですら、私はネットで済ませたいほうです。
電話をかける前に営業時間を確認し、話す内容を頭の中で組み立てて、結局翌日に延ばす。自分でも何をそんなに構えているんだろうと思うのですが、そういうものらしいです。
だから、電話が苦手な人の感覚を、店側の都合で小さく見たくありません。
予約システムは、立派に見せるためのものではない
AromaSolaceの予約フォームでは、予約名、電話番号、希望コース、セラピスト、支払い方法、ご希望日時などを順に入力できます。
予約名はニックネームでも構いません。
希望日時には第1希望のほか、任意で第2希望も入れられます。要望を書く欄もありますが、何か特別なことを書かなければいけないわけではありません。
コースやオプションを選ぶと、合計金額の目安も表示されます。
入力した内容は一度プレビューで確認でき、その内容をコピーして公式LINEから送る形です。ボタンを押した瞬間に、すべてが自動確定する仕組みではありません。
ここは、妙に立派に見せず正直に書いておきたいところです。
送っていただいた内容を私たちが確認し、時間やセラピストの状況を見ながらお返事します。ご予約後、お部屋の詳しい場所はSMSでお送りします。そのため、連絡のつく電話番号をお願いしています。
店側には、確認する手間があります。
セラピストの予定と重なっていないか。前後の時間に無理がないか。希望された内容に認識のずれがないか。フォームを作ったからといって、裏側の作業が消えるわけではありません。
むしろ、入力項目を増やしすぎていないか、料金表示が古くなっていないか、ときどき見直す仕事も増えました。
それでも、口頭だけで話を進めるより、内容が文字で残るほうがお互いに確認しやすい。
「90分と伝えたつもりだった」
「現金以外でも払えると思っていた」
そんな小さな行き違いが、部屋に着いてから分かるのはつらいものです。お客様も気まずいでしょうし、迎えるセラピストも困ります。
予約システムは、最新っぽく見せるための飾りではありません。
来店前に分かることを、来店前に分かるようにする。そのための地味な道具です。
急かされず、自分で決められる入口にしたい
ネット予約の良さは、入力の途中で考え直せることだと思っています。
90分にするか、120分にするか。
指名するか、おまかせにするか。
今日にするか、別の日にするか。
画面を閉じても、誰かに嫌な顔をされることはありません。送信前なら、その日はやめておくという選択もできます。
商売をしている側としては、予約が入ったらうれしいです。当然です。
それでも、迷っている人を急かして予約させることが、よい入口だとは思えません。落ち着いて選び、内容を確認し、自分で送る。その順番を守れるほうが、当日の緊張も少し違うはずです。
ネット予約なら何も不安がなくなる、とまでは言いません。
初めて行く店です。しかも、AromaSolaceは大きな受付のある店舗ではなく、マンションの一室で営業しています。送信したあとに、「本当に行っていいのかな」と思うこともあるでしょう。
その迷いを、変だとは思いません。
予約フォームを整えたくらいで、「安心できる店です」と自分たちから言い切るのも違う気がします。店の姿勢は、予約の返事や当日の案内、その後の対応まで含めて見られるものだからです。
システムだけでは、店の人間性までは作れません。
ただ、入口で余計な圧をかけないことはできる。
電話が苦手なら、無理に電話をしなくていい。入力中に分からなくなったら、いったん止めてもいい。要望がうまく文章にならなければ、短い言葉でも構いません。
予約に慣れているふりをする必要もありません。
この30記事の最後には、それでも迷っている方へ、店長として書いた短い手紙を置いています。予約するかどうかを決める前に、読んでもらってもいいかもしれません。
予約システムにこだわる理由を一言で言えば、便利だから、になります。
でも、本当はもう少し人間くさい理由です。
店へ来る前から、あなたを急かしたくない。
たぶん、それだけなんです。
ここまで読んでくれて、ありがとうございました。
私たちは、大宮でメンズエステを探しているあなたに、
無理に「来てください」と言うつもりはありません。
ただ、もし急かされずに過ごせる時間を探しているなら、
AromaSolace(アロマソラス)のことを、少しだけ覗いてみてください。

